テニスを生涯の友に！

スポーツは‘do sports’の観点から、競技スポーツとレクレーショナルスポーツに分けられますが、近年の日本では‘see sports’のプロ野球、サッカー、ゴルフ、相撲などが数多くなってきたようです。

国民医療費が年間30兆円を超えるなど、国民の健康問題は深刻さを増しているのが現状ですが、体を動かすことの重要性が問われているのだと思います。

テニスは幼少期から高令期まで生涯にわたって楽しめるスポーツとして世界中に愛好者がいます。手軽に、楽しく、家族で終生できるスポーツゆえに、持久力や瞬発力、バランス能力、調整力など身体的能力の向上と、協調性や自主性、マナーなど社会的スキルの向上にも役立ちます。（昨今言われているコミュニケーション能力も大いに鍛えられると思います）

横浜国大の法人化を機に、YNUSのテニスユニットでは、テニス部OB・OG諸氏の協力を得て、地域の子供や成人、高令者に対してテニス教室や大会などを通じて、テニス文化の啓蒙と競技力向上に貢献できるようなプログラムを実行していきたいと考えています。

蝶間林利男

• 横浜国立大学名誉教授（健康心理学、運動生理学、科学的トレーニング法）
• 医学博士
• 元日本デ杯チームトレーナー
• 前日本テニス協会医科学委員長
• 80年全日本ローンコート選手権ダブルス準優勝、
• A-TACボランティア